Desire

どんな場所に何を持っていくかで、用途が異なります

一例ですが、まずフィールド別に整理

大きくシンプルな背面ネット

ネットに沢山アイテムを入れると、ネット全体が垂れてしまいますが、
ネットを引っ張り上げるテープにテンションを張ったり、ショックコードをコンプレッションすることで対応できます。

＜改善＞
今までもショックコードとテープを常にテンションをかければ、たれずに収納できましたが、
伸縮しないリフレクティブコードに変更し、たれない改善をしています

POINT

大幅に使い勝手を良くするサイドからのインナーアクセス

ロールトップは、容量をプラスできるメリットがありますが、開封には少々面倒でした。
今回はサイド側面がガバっと開くので、急な出し入れにとても便利です。

例えば：
パッキング後のハイドレーションによる水の補給など、再パッキングが不要になります。
重いテントやクッカーを上部に、軽いダウンは下部に収納していたとき、横から簡単に取り出せます。
注）パンパンに入れすぎて、ファスナーの強度が心配になりますが、（フィールドテストでは、まだ裂けた事例はありませんが） そんなときはside strapを活用ください。ファスナーへの荷重が軽減します。

POINT

バックパックを背負う感覚より、包み込まれる感覚を

ノンフレームのバックパックとしては、主に肩に荷重が掛かりますが、
脇の下のからのストラップや、ブレを軽減するコードの延長にロードリストストラップを配置することによって、覆うように背負え荷重を分散させます

【Tree Point Load Lift Strap】
３ポイントロードリフトストラップ

ロードストラップ自体は、様々なバックパックにも搭載されている普通の機能ですが、
この３ポイントは、このバックパックの形状を活かしたオリジナルの機能です。

このバックパックの主な荷重ポイントの一つ、大きなネットを引っ張るテープです。
この大きなネットの中心と、それを覆うショックコード３点をショルダーハーネスのロードストラップに繋げたのが、このTree Point Load Lift Strapです。
肩に引き寄せ、歩行時のブレを軽減させます。

また、強度を維持したまま、高密度なウェビングテープでハーネスと本体を繋げている特性を踏まえ、より肩の形状をフィットできる用にショルダー自体の長さを調節可能にしています。

DETAIL

ショルダーサイドストラップ

脇の下に、ショルダーハーネスと背面をショックコードで繋げ、手前に引くことで、脇下部分のバックパックを引き寄せます。
肩の上だけではなく、肩の周辺全体で、バックパックを引き寄せ、まるでバックパックと一体になっている感覚になり、歩行時のブレを軽減します。

ブレない＝肩の負担を軽減

背面ネットにたくさんアイテムを入れると荷重が下の方に溜り、バック全体がブレていましたが、その点を改善しました。
バック独自のネット構成からショックコードの延長上にショルダーハーネルに結びつけました。
効率のいいポイントを探るために、何度モックを作ったかわかりません。
設計に一番苦労した箇所です。

サイズについて

Lサイズは主に男性の身長175㎝以上の方に対応し、追加カスタマイズしたサイズとなります。
Mは幅広く対応したサイズになります。
女性の方は基本的にMをお勧めしますが、背面長などに不安がある場合は、別途ご連絡ください。

サイズM　想定身長　150-175cm
・幅:約28cm/全体の高さ 約49cm
・底からショルダーハーネスの付け根までの長さ約47cm
・背面長：ショルダーハーネスの付け根からウエストベルトまで約45cm

サイズL　想定身長　175cm～
・幅:約28cm/全体の高さ 約52cm
・底からショルダーハーネスの付け根までの長さ約50cm
・背面長：ショルダーハーネスの付け根からウエストベルトまで約48cm